コンビニ弁当は時間が無いときに手っ取り早く食べられて超便利!なのですが、
先日久しぶりにコンビニ弁当を食べてみると昔記憶していた以上にまずく感じられました。
そこで今回はコンビニ弁当がまずく感じる理由について徹底的に分析したいと思います。
目次
コンビニ弁当ってこんなにまずいものだったっけ?
ことの発端は先日、節分のころに我が家がインフルエンザに感染したことです。
そんなとき義実家から恵方巻をはじめとしたお惣菜やお弁当の差し入れをたくさんいただきました!
これは大変ありがたかったのですが(全部食べました!)、食べてみると「あれ?コンビニ弁当ってこんな味だったっけ?前に食べたときはもっとおいしかったような…」と思いました。
コンビニ弁当はまずご飯がまずい
コンビニ弁当はどの辺が美味しくないかって、やっぱりご飯がおいしくないような気がします。
恵方巻きはもちろんお寿司なのでごはんがたっぷり使われていますが、そのご飯に違和感があったんですよね。
ごはんのアップはこんな感じです。
太巻きなのでごはんが圧縮されるのは仕方ないと思うのですが、お米がつぶれてべちゃべちゃした感じでした。
また、「砂糖+酢」の味がダイレクトにきてお米のおいしさがあまり感じられない味だと思いました。
素材の風味がない
こちらも差し入れで頂いた海鮮塩焼きそばです。
ホタテやイカがごろごろ入っていて豪華な一品です。
ただ、実際に食べてみるとこしょう辛さが印象的な味で、家で作る焼きそばとは違う強烈な旨味調味料の味がしました。
わかりやすい味でガツンと美味しくはあるんですが、たくさんは食べられません。
また、食後しばらくは胸やけがしました。
コンビニ弁当がまずい理由
今回久しぶりにコンビニ弁当を食べたということもあり、「前に食べたときはもっとおいしかったはずなのにな」と正直がっかりしました。
でも、なぜコンビニ弁当をまずく感じてしまったか、というのを分析してみました。
出来立てではない
まず、これは仕方がないのですがコンビニ弁当は効率化のため、企業のセントラルキッチン(工場)で作られていることが多いです。
安く効率的に作るにはこの方法が一番なのでしょうが、どうしても製造してから食べるまでにタイムラグがあります。
また、麺などはどうしても時間がたつと伸びてしまうため、味が落ちやすい、ということもあると思います。
さらに、コンビニ弁当の定番として揚げ物がありますが、揚げてから時間がたつと油が酸化しやすく、体に悪い過酸化脂質を多く摂取してしまう、というのも気になるところです。
原材料が良くない
1つ上で「出来立てではない」という点を挙げましたが、これだけが理由ならもっとおいしくできるはずだと思います。
なぜなら、我が家では毎週作り置きおかずを用意して平日はそれを食べることで食事作りの負担を減らしているのですが、素人の私が作る作り置きおかずでもコンビニ弁当の惣菜より美味しい、と感じるからです。
ではなぜ、家で作った作り置きおかずよりもおいしくないのか、というと良い原材料を使っていないから、ということが原因の一つに考えられます。
例えば、コンビニ弁当などの加工食品にはコストの低い外国産の食材が大量に使われているといいます。
生鮮食品をスーパーで売ろうと思ったら産地を明示する必要がありますが、加工食品には産地を表示する義務はありません。
加工食品の中にも「国産」と明示している原材料や商品もありますが、わざわざ国産の食材は書いてアピールする、ということは「国産」と書かれていないものは外国産である可能性が結構高いのだと思います。
外国産の食品が必ずしも悪い、というわけではありませんが、
- ポストハーベスト(収穫後の作物にかける防腐剤や防カビ剤)
- 残留農薬の問題
- 遺伝子組み換え食品の問題
- 水や土壌の汚染問題
など懸念点はたくさんあります。
添加物が多い
コンビニ弁当には食品添加物が多い、というのも大きな問題です。
添加物はもちろん国が法律で認めているものを認められた量だけ使っているはずですが、
- 発がん性・催奇形性(胎児に奇形を生じさせる)が指摘されるものも多い
- 添加物の多くは外国で安価に作られている
- 複数の添加物を同時に摂ったときの影響は不明
などなど、見過ごせない不安な点はたくさんあります。
私が上でご紹介したお惣菜2品ともに、添加物はたくさん入っています。
↓こちらの焼きそばには加工デンプン、pH調整剤に着色料、香料、増粘多糖類、かんすい、化学調味料などが使われています。
↓こちらの恵方巻きには加工デンプン、カラギナン、pH調整剤に着色料、香料、化学調味料が使われています。
さらには原材料に「酢飯」と表記がありますが、どのような原材料で酢飯が作られているかまでは書いていません。
(日本の法律では前の工程でどのような食材を使ったかまでは表示しなくて良いことになっているため、この酢飯にどんな添加物が入っているかはわからないのです。)
添加物は食品の日持ちや見た目を良くする、便利なものですが、家庭料理では使わないものがほとんどで、本来食べなくていいはずのものですよね。
添加物を足すことで、素材に風味が少ない、粗悪な材料であったとしても病みつき感のある濃い味付けやきれいな見た目にして美味しく見せかける効果があります。
添加物にも味がある!?
添加物は調味以外の目的で入っている物も多いですが、それらに全く味がないか?というとそうではありません。
以前、食品添加物を開発していた方の話で、普通の加工食品を食べると「これには○○と××の添加物が入っている」というように味で判別できる、というのを聞いたことがあります。
私はもちろんそこまで敏感な舌は持っていませんが、普段から添加物をできるだけ取らない食生活をしている(※後述します)ためか、普通の加工食品を食べたときに明らかに違和感があります。
食品を食べていても「薬っぽい味がする」と思ってしまうのです。
明らかに素材そのものにはついていないような薬品のような味、人工的な香り、などがあり、それは「おいしくない」と感じられるのです。
値段が安くない分期待してしまう
コンビニ弁当って正直安くはないですよね。
きちんとおかずが入ったものなら安くても400円~600円くらいはします。
この価格はスーパーのお弁当に比べると少し高いです。
また、以前お弁当を手作りするのにかかる材料費を以下の記事で計算したのですが、
自炊をすれば300円くらいあればそれなりにちゃんとした食品を使って、一食分のお弁当を作ることが可能です。
そう考えると、今はお金に関してはうるさい「主婦」ということもあって、
コンビニ弁当は安くない⇒安くないのだからその分味に期待してしまう⇒でも期待したほどおいしくはない
となってしまっているのだと思います。
コンビニ弁当がまずい原因のまとめ
ここまでコンビニ弁当がおいしくない原因を見てきましたが、総合的に考えると、
コンビニ弁当は化学調味料や添加物をたっぷり使って、粗悪な材料であってもやみつき感ある濃い味にしておいしく見せているから
(添加物や濃い味付けがあれば良い素材を使わなくてもごまかせる)
ということなのだと思います。
ここで、「以前はコンビニ弁当をたまに食べるとおいしく感じた」のに今はなぜ美味しく感じられないか?という点が不思議だったのですが、こちらも謎が解けました。
それは、今はなるべく手作りで添加物少なめの食生活をしているから、なのだと思います。
添加物に慣れていないとコンビニ弁当は不自然な味に感じる
ちなみに、私は今4人家族の主婦をしていて、毎日のごはんはなるべく手作りをしています。
加工品や冷凍食品も使いますが、買うときはなるべく添加物の少ないもの、加工度が低いものを選ぶようにしています。
テレビCMをたくさんしているようなカレールウ、「○○の素」のようなものはあまり使っていません。
逆に、実家にいた頃も母の手作りのごはんを食べてはいたのですが、母は特に添加物を気にしてはいなかったようです。
そのため、私も化学調味料や添加物の味にも慣れていた(=違和感がなかった)んだと思います。
そこで、たまに食べる市販のお弁当は家のごはんよりもわかりやすく濃い味付けなのでおいしく感じた、ということなのだと思います。
でも、その濃い味が人工的な味、と感じるような味覚(日常的に添加物を摂らないとそうなる)になっているとまずく感じられる、ということだと思います。
この食生活になって1年ほどなのですが、以前より味覚や嗅覚が鋭くなった、と思います。
野菜や肉魚にはきちんと素材独自の風味があることも分かりますし、逆に人工的につけられた香りは鼻につくのでわかります。
普段あまり加工度が高いものを食べていないと、加工食品やファーストフードなどを食べたときに「雑味を感じる」状態になります。
- 「コンビニ弁当はみんな美味しいって言うけど私は美味しいと思ったことがない」
- 「コンビニ弁当を以前ほどおいしいと感じなくなった」
という方は、普段から添加物少なめの自然な食事をしている可能性が高いのでは、と私は思います。
とはいっても、正直、私は料理上手でもありませんし、高級食材も使っていません。
それでも生鮮食品を買って、自分で料理するとそれなりに美味しく、毎日食べてもいい、と思える料理ができることは確かです。
その他コンビニ弁当がお勧めできない理由
他にもコンビニ弁当は
- 栄養が偏りがち(野菜が少ない)
- カロリーが高め
- 塩分が多い
という問題もあります。
お肉が入った甘辛味の丼、クリームソースのパスタ、フライや唐揚げ…と魅力的な商品は多いですが、健康を考えて選ぶようにしたいですね。
それでも時短でおいしく食べたいなら冷凍総菜がおすすめ
そうはいっても、コンビニ弁当にはいつでもすぐ食べられる、という利点があるのは確かです。
また、現代は忙しい人が多く、毎日手作りのごはんばかりは食べられないですよね。
そんな方におすすめなのが、食材宅配サービスを利用することです。
食材宅配サービスとは、文字通り食品を自宅まで配達してくれるものなのですが、各社こだわった食品を扱っていることが特色です。
コンビニ弁当では美味しく感じられない、という方にもおすすめなのが、国産食材を100%使用した「わんまいる」です。
わんまいる
わんまいるは主菜1品+副菜2品の冷凍のお惣菜セットを購入できるサービスです。
↑こんな風に1食分ずつ袋にまとめられて届きます。
上にも書いた通り、食材は100%国産のものを使用していて、これは冷凍総菜ではかなり珍しいと思います。
味付けも上品で濃すぎず、冷凍食品なのにほっとする味わいのごはんが食べられます。
おかずは1品ずつ小分けパックになっているので、セットで食べてもいいですし、晩御飯のおかずがさみしい時に1品だけ使ってもOKです。
こんな風に器に盛りつけて食べると、冷凍総菜なのに「きちんとした食事」になりますよね。
↑こちらは特においしかった「北海道産鮭の塩焼き」の献立で、しっとりふくよかな味わいの鮭が絶品でした。
管理栄養士の方が監修した献立なので栄養バランスも安心です。
実際にわんまいるのメニューを毎晩のように食べている、という創業者の方は80kgあった体重が58kgまで減った、というので驚きですよね。
コンビニ弁当を食べるよりかなり健康的なのではないでしょうか。
価格や実食レビュー、お得なお試しセットなどの詳細情報はこちらの記事にまとめています。
コンビニ弁当がまずい まとめ
いかがだったでしょうか。
コンビニ弁当がおいしく感じられないのはなぜか、という疑問について掘り下げて考えてみました。
24時間買えて温めるだけでいいコンビニ弁当は本当に便利な存在ではありますが、毎日食べるために作られているわけではないのかな、と思います。
忙しくて料理ができないときこそ、健康には気を付けたいところですし、体に優しい冷凍総菜なども取り入れながら、体調管理をしていきたいですね。
おすすめの食材宅配サービス
私が試した食材宅配の中でおすすめのサービスをランキングで紹介しています。