買い物って家事の中では楽しいはずなのに最近面倒になってきた、なんてお悩みではありませんか。
そこで今回は買い物を時短・楽にするための具体的な方法10個を主婦歴10年の私がご紹介します。
これを知れば買い物の時間を前よりずっと楽しめますよ。
目次
買い物が面倒な理由10点
買い物って本当に面倒で大変ですよね。
「何かおいしいものを食べたいけれど買い物に行くのはめんどくさい…!」となった経験は誰にでもあると思います。
私の場合は主婦なので「何か買ってこないと家族に食べさせるものがない」、と強制的に行くこともありますが一人暮らしの方だと「もう、一食抜かしちゃおう」となってしまいますね。
では、なぜ買い物が面倒で大変なのでしょうか。
考えられる原因をできるだけ挙げてみました。
- 雨や暑い・寒いなどの気候の問題
- 外に出られる格好をするのが面倒
- 荷物が重くて運ぶのが大変
- 料理の献立メニューを決められない
- スーパー内を歩き回るのが疲れる
- 商品1つずつを選ぶのが疲れる
- 子供を連れて歩くのが大変
- 現金を準備するのが大変
- レジに並ぶのが面倒
- 清算後、袋に入れ直すのも大変
- 他人とのやり取り(店員さん、近所の人など)が億劫
私が少し考えただけでも、こんなに買い物がめんどくさい原因がありました。
特に我が家の場合は子供が小さいので、子供2人を連れ出して人に迷惑をかけずに買い回るには「気力がいる」と感じたり、
自分自身が外に出るための準備をするのがおっくう(きちんとした服を着る、メイクをするなど)に感じたりすることが多いです。
でも、そんなことよりも何よりも、実は 買い物 ⇒ 料理 に関わる思考のあれやこれやがとにかく面倒に感じる方は、多いのではないでしょうか。
食材の買い物が面倒なのは料理が決まらないから
買い物に行く、ということは「何を食べるか、何の料理を作るか」ということを決定することでもあります。
そのため、ちょっと買い物に行くとしても、
- 冷蔵庫の残り物を確認する
- 調味料や乾物のストックを確認する
- 献立を決める
- 買い物メモを作る
というような工程が必要になります。
この、献立を決定する、という作業もまた大変なんですよね。
うまく買い物をしないと、「食材をいっぱい買ってきたのに晩ごはんに作れるおかずがない…!」となってしまいます。
「確かに、買い物というより献立を決めるのが大変だわ」という方はこちらの記事も参考になるかと思います。
めんどくさい買い物を楽にする方法10選
それではこの面倒な買い物を時短で楽にする具体的な方法をご紹介していきます。
主婦歴10年近くになる私があれこれ試行錯誤した結果、効果があると思った方法ばかりを集めました。
店舗や時間帯を考える
まず、最初に検討してほしいのが店舗や時間帯を考え、混雑を避けて買い物に行くことです。
私自身、大型店舗は端から端まで歩くととにかく大変で疲れてしまいます。
スーパーのポイントがお得に付与される日、などの混雑も半端なく人混みを歩くだけで一苦労です。
また、夕方のスーパーはどこもお客さんがいっぱいでちょっと買い物するだけで30分はかかってしまいますよね。
買い物時間を選べる時ばかりではないとは思いますが、余裕がある時は
- 午前中に行く
- 昼ごはん時に行く
- 大売出しの日は避ける
などするとかなり混雑は回避でき買い物疲れはマシになります。
あとは、普段から週間天気予報を見て雨が降らない日、など買い物に行きやすい日を決めておくのも買い物の労力を減らすのに役立ちます。
キャッシュレス決済を使いこなす
次にオススメなのが、最近よく言われているキャッシュレス決済を使いこなすことです。
店舗によって使える種類も異なりますが、
- クレジットカード
- 電子マネー
- 決済アプリ
などを使うと便利です。
お買い物に行こうとした時に限って現金が財布に全くない、となると銀行や ATM に入ってから買い物に行く、となってしまい、2工程必要になります。
キャッシュレス決済も最初は面倒ですが一度設定してしまえば、その後ずっと楽になることが多いです。
よく行く店舗で使える決済を一度確認してみるのがおすすめです。
外出時は常にエコバッグを持ち歩く
細かいことですが外出用のカバンには常にエコバッグやレジ袋を忍ばせておき、何かのついでに買い物をするのがおすすめです。
一から外出の準備をするのは大変でも、外出中についでで買い物をするのはあまり苦ではありませんよね。
そんな時も、袋を持っていればいつでも気軽に買い物ができます。
たった5円で?と思ってしまいますが、その5円が意外と足かせになってしまうものなので、私と同じ方はぜひレジ袋の常備をお試しください。
レジカゴバッグを使う
かごにかぶせて使うレジカゴバッグはご存知ですか。
それは私も最近知ったのですが、スーパーのカゴにかぶせて使う、レジカゴとピッタリなサイズのエコバッグのことです。
これがあればお会計後にレジ袋やエコバッグに詰め変える手間が無くなります。
意外とレジ袋に詰め替えるための台も人でいっぱいで順番待ちをしたり、詰め替えをするだけで数分かかったりということってありますよね。
その点レジカゴバッグがあれば、
- 買い物を始める時にかごを二つ取る
- 一つのかごにレジカゴバッグをセットし、もう一方のかごに購入したい商品を入れていく
(かごを2つ持たなければいけませんが、カートとの上下に置けば解決します) - レジで順番が来たら店員さんに「このかごに入れてください」とレジカゴバッグをセット済みのカゴを渡す
の手順をするだけで、レジ袋への移し替えの手間が0になります。
初めてするには勇気がいりますが、慣れると本当に便利なので、袋詰めが面倒で困っていた人は試してみては いかがでしょうか。
最安で買うことにこだわらない
食材を買うのは毎日のことなので、「できるだけ安く買いたい…!」と思ってしまいますよね。
私も食費は贅沢をしていなくても結構かかりますし、最近は食品の値上げも多く、悩ましいところです。
ただ、
- 商品ごとに最安のお店を求めて何店舗も回る
- 安いお店を探すためにチラシやチラシアプリをフル活用
などするのって疲れてしまう!とあるとき気が付きました。
体力的にも何店舗も回るのって疲れますし、情報収集をしたり、うまく最安値で買えなかった場合は「損した!」と思うのも気疲れします。
「運動も兼ねてたくさん歩こう!」など、何店舗も回ること自体に節約以外の価値がある人はいいのですが、たいていの場合大切な時間が失われると思います。
「お得に買うこと」にこだわりすぎると、買い物が大変になってしまうのでほどほどにすることをおすすめします。
買うものをパターン化する
買い物をするときに、一から買うものを考えると、たくさん考えるべきことがあって疲れてしまいますよね。
買うものを決められず、店内をぐるぐるとたくさん歩いてしまうことにもなり、大変です。
そこでおすすめなのが、買うものはある程度パターン化してしまうことです。
完璧に献立が決まっていたり、買い物メモを作っている場合はいいのですが、何を作ろうかノープランの場合は自分なりの買い物のルールに沿って買うといいです。
参考までに、私がよく使っているルールの例です。
- その日の特価のお肉を家族全員が食べられる分量分買う
- 野菜が高ければもやし、豆苗などを買う
- 副菜を思いつかなければレタス・小松菜・ほうれん草のどれか安いものを買う
- そのままでも1品にしやすい、豆腐かしらすを買う
- にんじん、じゃがいも、玉ねぎは日持ちがするので買っておく
- 今晩のおかずを完璧に決めているなら特売商品を新たに買わない
- お菓子売り場には週末しか行かない(行くと買いたくなるため)
「この値段はお得で買うべきなのか?」「これを買って賞味期限内に使えるのか?」など、買い物中はたくさんの決断を要求されます。
その結果、「決断疲れ」が起こり、その後のモチベーションが低下すると言われています。
買い物に行っただけでしんどく、その後料理を作る気力が起こらない、なんていうのはこの典型ともいえます。
買い物中に献立が決まらなくてもOKと考える
これは人によってベストな考え方は違うと思いますが、
買ってきた食材である程度いろんなものを作れる、という方は買い物中に献立を決めなくてもいいのではないでしょうか。
「どうしてもこの買い物中に数日間の献立をきちんと決定しなければ」と思うと大変ですが、「数日分の食材を買っておいて、毎日その日の気分で適当に料理すればよい」と思えば気も楽です。
私自身、昔はきちんと献立を決めていた時もありましたが、主婦歴が長くなってきてからは使いまわしのきく食材を買っておいて日々食べたい物を作ろうという考え方にシフトしています。
こうすれば買い物の心理的なめんどくささはぐっと減りましたよ。
店の中を最短で回れるよう考える
よく行くスーパーがある人は、売り場の配置を意識して覚えてしまうと店内を何周もする、というようなむだがなくなります。
自分がお店の中を回る道順まで決めてしまい、上でご紹介した「買うものをパターン化する」という方法と組み合わせて
- 最初の野菜売り場ではその時安い緑黄色野菜を1つ以上買う
- 次のお肉売り場ではその日特価の肉を買う
・・・
などのように決めておくと効果的です。
買い物の回数を減らす
買い物をこまめに行くのか、まとめ買いして回数を減らすのかは人によってタイプが分かれると思います。
ただ、よっぽど時間がある人以外はまとめ買いをする方が時間・体力・お金の節約の面で良い買い物ができるのではないでしょうか。
私の場合は、買い物に行く度余計な物を買ってしまいがち、ということに気づいて「買い物の回数は週に1回程度まで極力減らす」と決めています。
1週間も食品が持たないのでは?と思われるかもしれませんが、
- 野菜は日持ちがしないものから順番に使っていく
- 肉・魚類は冷凍する
などをして、十分週に一度の買い物でうまくいっています。
まずは今の買い物回数を半分に減らせないか?というところから考えてみるのはいかがでしょうか。
食材宅配サービスを利用する
ここまで買い物を少しでも楽にする方法をご紹介してきましたが、時短で買い物疲れをなくす究極の方法としては食材宅配サービスがおすすめです。
食材宅配サービスとは文字通り、注文した食材を家まで持ってきてもらえるサービスです。
生協やオイシックスなど、と言ったらイメージしていただけるでしょうか。
- 重い荷物を運ぶ必要がない
- 外出の準備をしなくていい
- ネットで簡単に注文できる
- 商品をいくら買ったか買い物中にわかりやすい
- 献立が簡単に決まる時短商品が多い
- 安全性が高い商品が多い
- おいしい商品が多い
我が家も食材宅配を利用することによって買い物や料理の負担をかなり減らすことができました。
今ではほとんどの買い物を食材宅配サービスのみで済ませています。
その経験から、こちら↓におすすめの食材宅配サービスをランキング形式でまとめていますよ。
40社ほどの会社をリサーチ、お試しした結果、自分の大切な人にもおすすめできるランキングになっていると思います。
配達してもらった食材を使っての、うちの実際の日々のごはんなども載せているのでぜひ見てみてくださいね。
買い物が面倒 まとめ
いかがだったでしょうか。
買い物が面倒な原因とその大変さから解放されるための方法についてご紹介してきました。
最後にご紹介した食材宅配サービスは私ももう5年ほどお世話になっていますが、今では食材宅配なしに我が家の毎日が回らないほどお世話になっています。
食事は毎日欠かすことのできないものだからこそ、買い物と料理がうまくいくとかなり日々の負担や疲労から解放されると思います。
こちら↓のページでは私も初めての時に感じた、食材宅配に関する疑問10点以上にもお答えしています。
食材宅配を始めるのは意外と簡単なので、ぜひチェックしてみてください。
おすすめの食材宅配サービス
私が試した食材宅配の中でおすすめのサービスをランキングで紹介しています。