食材宅配を始めたいけれど、商品代以外にいろいろかかってややこしいんじゃないの?とお悩みではありませんか。
そこで今回は食材宅配サービスにかかる費用を整理して、会社ごとにかかる費用を比較します。
お得に利用するために送料無料になる条件も必見ですよ。
目次
食材宅配って商品代以外に手数料が必要?
食材宅配サービスを利用するなら、できるだけ安く始めたいですよね。
そこで、食材の商品代以外にかかってくる費用を説明します。
大きく分けて以下の2つの費用がかかってきます。
- 入会・継続にかかる費用
- 配送料
次から1つずつの費用について説明します。
入会・継続にかかる費用
生協系のサービス(コープデリ、おうちコープ、パルシステム、生活クラブなど)では、加入時にどこも出資金といって1,000円程度のお金が必要なところが多いです。
ただし出資金は加入している間だけ必要なもので、脱退時には返してもらうことができます。
生協以外のサービスでは入会時に「預託金」といって、数千円程度のお金が必要なところがあります(大地を守る会、ビオマルシェなど)が、これも退会時に返却されます。
それ以外には年会費が毎年必要なサービス(大地を守る会、らでぃっしゅぼーや、秋川牧園、ビオマルシェなど)があります。
ただし入会時にキャンペーンで年会費分のクーポンがもらえるなど、初年度は実質年会費無料のところも多いです。
1年目は気軽に入会してみて、2年目に継続するかどうかは1年間使ってみてから考える、という方法でもいいと思います。
毎回の配達料
特にポイントとなるのが配達料です。
配達料は基本毎週の宅配ごとにかかってくるのでできれば抑えたいところです。
配達料は各社複雑なことが多いのですが、宅配方法はどこも大きく以下の2つに分かれます。
- 自社便・・・食材宅配サービス会社のスタッフ自らの配達
- 宅配便・・・ヤマト運輸など普通の運送会社による配達
会社によって、どちらも行っているところと片方しか行っていないところがあります。
自社便だと食材宅配サービス会社の拠点近郊の限られた地域でしか利用できませんが、配達料が安く設定されていることがほとんどです。
宅配便だと全国ほとんどの地域に配達をしてもらえるので便利なのですが、その分以下の2つの費用がかかってくる可能性があります。
地域加算費
送り元からの距離が遠い場合に輸送費分、上乗せされる手数料です。
冷凍手数料
宅配便を送る際、冷蔵品と冷凍品はまとめて1つの箱で送れないためにかかってくる費用です。
ただ、オイシックスや大地を守る会、らでぃっしゅぼーやなどでは冷凍温度帯の商品を一定金額以上買うと冷凍手数料は無料になります。
割引条件もチェック
ほとんどの会社で、一定金額以上注文すると送料の割引~無料になるサービスをやっています。
また、妊娠中~小さい子供がいる場合、高齢者や障がい者の場合に受けられる送料の割引~無料になるサービスもあります。
食材宅配の手数料を比較
食材宅配にかかる費用がわかったところで、総合的にかかる費用をイメージしやすいよう、サービスごとに比較してみました。
表の左端の会社名をクリックするとお試しのレビュー、口コミ記事に飛びます。
サービス会社 | 入会・継続にかかる費用 | 配送料(税込み) | 割引・送料無料条件 |
オイシックス | なし | 200円~600円 ※本州の場合。 その他地域(北海道・四国・九州/ 沖縄)用送料あり。 ※冷凍手数料あり |
6,600円(税込)以上注文で送料無料 |
大地を守る会(大地宅配) |
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【自社便】55円~308円 【宅配便】55円~979円 ※地域加算費が必要な地域あり ※冷凍手数料あり |
自社便・宅配便共に16,200円(税込み)以上注文で送料無料 |
らでぃっしゅぼーや | 年会費1,100円 | 【自社便】180円~600円 【宅配便】300円~900円 ※地域加算費が必要な地域あり ※冷凍手数料あり |
【自社便】5,500円(税込)以上で送料無料 ※妊娠中~3歳未満の子供を対象に最大36ヶ月、3,300円以上注文で送料無料 【宅配便】8,800円(税込)以上で送料無料 |
パルシステム | 出資金 1,000円~2,000円 |
165円~220円 | 地域によって異なるが
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コープデリ | 出資金 500~1,000円※退会時に返金 |
198円~220円※エリアによって異なる | 地域によって異なるが
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生活クラブ |
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無料~400円 月額制の地域もあり |
地域によって異なるが
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秋川牧園 |
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【自社便】313円 【宅配便】172円~983円 ※地域加算費が必要な地域あり ※冷凍手数料あり |
【自社便】3,000円(税込み)以上で送料無料 【宅配便】6,000円(税込み)以上で送料無料(北海道・沖縄は10,000円以上) 継続利用サポート という割引あり |
ビオマルシェ |
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【自社便】無料か660円 【宅配便】345円~945円 ※地域加算費が必要な地域あり ※冷凍手数料あり |
【自社便】野菜セットの購入で送料無料 【宅配便】3,300円(税込)以上で送料割引 |
坂ノ途中 | なし | 【自社便】270~500円 【宅配便】637円(5月-10月は896円) ※地域加算費が必要な地域あり |
なし |
わんまいる | なし | 935円 ※地域加算費が必要な地域あり |
なし |
ヨシケイ | なし | 無料(自社便にて配達) | なし |
テーブルは横にスクロールできます⇒
送料は細かくルールがあることが多いので、一番左の項目の各サービス名をクリックして詳細を確認してみてくださいね。
配送料を安くする方法はないの?
手数料の比較をしてきましたが、特に負担となってくるのが毎週の配達料だと思います。
少しでも抑えるためのポイントを2つご紹介します。
自社配送がお得
配達料をできるだけ安く抑えるには、できるだけ自社配送で届けてもらえるサービスを選ぶのがおすすめです。
自社配送だと配達料が数百円だったり、冷凍手数料がなかったり(=冷凍の商品を注文しても配達料がアップしない)ということがほとんどです。
さらには自社配送なら子育て割引など、条件が合えば送料が割引~無料になることも多いです。
まとめ買いがお得
また、すでに常識かもしれませんがまとめ買いをすれば送料を割引~無料にできるサービスは多いです。
「たくさん買ってもそんなに冷蔵庫に入らない」という場合は一緒に日用品も頼むのがおすすめです。
また、オイシックス、らでぃっしゅぼーや、坂ノ途中などでは定期宅配を「隔週」に設定することもできます。
定期便をいちいちキャンセルするのは大変でも、最初から2週間に1度に設定できれば、近所のスーパーと併用して楽に活用ができますよ。
特に、「厳選されたおいしい食材が欲しいけれど、全部を食材宅配で買うのは予算的に厳しい」という方におすすめの方法です。
食材宅配の手数料を比較 まとめ
いかがだったでしょうか。
食材宅配にかかる費用を入会費・年会費・配達料に分けて比較してきました。
年会費や配送料などの手数料よりも、食材本体になるべくお金をかけたい!と思うのは当然だと思います。
ただ、実際に食材宅配を毎週利用していると、本当に暑い日も大雨の日も笑顔で届けてくれるのでありがたいな、と思うことばかりです。
ですので、手数料=無駄なお金、というわけではなく便利なシステムを維持するために必要なお金、と今は理解しています。
ぜひ、納得のいく手数料で始められる食材宅配サービスを見つけてみてください。
その他にも、商品価格が安いところはどこか?、8社を細かく比較したのでこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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